血液の病気による息切れ≪貧血≫

血液は酸素や二酸化炭素を運ぶ“赤血球”、体内に侵入した細菌などを殺す“白血球”、出血した時に血液を固まらせる“血小板”、二酸化炭素や養分を運ぶ“血しょう”の4つの成分から成り立っています。

 

赤血球の主成分は“ヘモグロビン”という鉄の化合物で、この物質は肺で酸素と結合し体内の毛細血管を通って体の各組織に酸素を送り、さらに組織にある二酸化炭素と結合してそれを肺に戻す役割を果たしています。

 

“貧血”というのはこの赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビンが不足している状態を言い、このような状態が持続すると赤血球が十分に成熟することができなくなって不完全な赤血球がつくられることになります。

 

ヘモグロビンが十分に含まれている赤血球はきれいな丸い形をしていて、焼く前のハンバーグのように中央がややへこんでいますが、ヘモグロビンが不十分なものは小さくなって中央のへこみもなく、全体がいびつな形をしています。

 

また、ヘモグロビンの量が少ないと酸素運搬効率が悪くなって体に十分な酸素を供給することができなくなり体は酸欠状態に陥って器官や細胞が活発に働けなくなるために、疲れやすくなったり、たちくらみや動悸、息切れが起こりやすくなります。

 

“動悸”は、体が不足している酸素をもっと多く送り届けようとすることによって起こる症状で、“息切れ”は体がもっと激しく呼吸をしてより多くの酸素を取り込もうとすることによって起こる症状なのです。

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