肺の病気による息切れ≪拘束性肺疾患≫

息切れの原因の1つに、“特発性肺線維症”や“脊柱側わん症”などの“拘束性肺疾患”があります。

 

“拘束性”というのは肺が硬くなって膨らみにくくなる症状で、これによって肺に取り込む空気の量が減ると酸素と二酸化炭素とのガス交換が十分に行われなくなって肺の機能が弱まります。

 

まず“特発性肺線維症”を見てみると、この病気は肺を構成している小さな袋に傷ができ、身体がそれを修復するためにコラーゲンなどが増加して細胞の壁が厚くなってしまうもので、初期には空咳や坂道・階段の上り下りでの息切れが認められる程度ですが進行すると呼吸を維持することも難しくなります。

 

50歳以上の男性に発症することが多いことから、喫煙も危険因子と考えられています。

 

次に、“脊柱側湾症”は脊柱が不自然な方向に湾曲してしまう病気です。

 

私たちの背骨は横からみると前後にゆるやかなカーブを描いて曲がっていて、これは生理的湾曲と言われる正常なものですが、正面から見て横に湾曲してしまうこともあります。

 

この病気を“脊柱側湾症”といい、腰痛や肩こり、背中の痛み以外にも胃下垂や逆流性食道炎、生理痛が起こったり、重くなると胸骨や肋骨の変形によって肺の機能が低下して呼吸がしづらくなり、息切れを起こすこともあります。

 

発症は乳児期、学童期、思春期といった若年期に集中していて特に思春期の女子に発症することが多く、成長期を過ぎれば進行は納まりますが、加齢とともに再発することもあるので早いうちに気付いて治療をすることが大切だと言われています。

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